30代と言っても、気持ちはまだまだ若い方も多いと思いますが、体の変化は確実に起こっています。その中でも、気にしていただきたいのが、お口の中！痛みもないし、ちゃんと噛めるからと言って口の中が健康とは限りません。実際、私も虫歯にならないと気づかないほどでした。いざ、歯科医院に治療に行くと、虫歯以上に歯周病を指摘されました。テレビのCMでもよく耳にする、歯周ポケットの中に歯石やバイ菌がたまっていたのです。歯の表面には見えていない分治療も大変なものでした。歯周ポケットが深ければ深いほど、治療器具も歯茎の奥、深くまで入れないと取り除けないからです。歯茎の中に器具を入れての手探り治療となりますので、当然歯茎、ひとつひとつに麻酔もするので、治療前から痛みと戦います。麻酔が効いてくると歯茎の中に細い器具を入れて歯石や、詰まっている汚れを丁寧に取り除いていってくれます。麻酔をしていますが神経にビリっとくるような痛みが走ります。なんども左手を挙げようか悩みましたがなんとか耐えて、右側奥の上下の治療が終了しました。まだ右側だけなので、同じ苦しみが左側と正面が残っています。一度に全て治療できるわけではないので、治療回数も増えます。この痛みと戦うくらいなら、定期的な検診を行うことをお勧めします。気持ちは若くても、30代からは唾液の分泌も減り、口内環境は確実に変わっています。症状がないからと甘く考えずにまずは歯医者さんに診てもらいましょう！