数日前の夕食時に急いで熱いお粥を口に運んだ際、左側の頬の粘膜を軽く火傷してしまったのですが、その時は少しヒリヒリする程度で大したことはないだろうと楽観視していたところ、翌朝になるとその範囲が広がり、口の中全体が熱を持っているような不快感に襲われたのが今回のカタル性口内炎の始まりでした。鏡を覗き込んでも、アフタ性口内炎のようなはっきりとした白い点があるわけではなく、ただ粘膜が赤く腫れ上がって表面がブヨブヨとした質感になっており、舌で触れるとザラついた感触があって、何を食べても味が薄っぺらく感じられるという不思議な感覚に陥りました。特に困ったのは食事の時間で、醤油や酢といった調味料が少しでも触れると鋭い痛みではないものの、鈍く長く続くような熱い痛みが走り、大好きだったはずの食事が単なる苦行へと変わってしまったのですが、さらに数日が経過すると口の中が常にネバネバとした不快な唾液で満たされるようになり、自分でも分かるほど口臭が気になり始めたことで精神的にもかなり滅入ってしまいました。仕事のストレスも重なっていた時期だったので、身体の免疫力が落ちていたことも悪化の要因だったのかもしれませんが、このままではいけないと思い、まずは刺激物を一切断って、毎食後に低刺激のうがい薬で丁寧に口の中を洗浄し、ビタミンB群のサプリメントを規定量よりも意識的に摂取するように生活を切り替えました。睡眠時間を1時間増やし、夜更かしを控えて体力の回復に努めた結果、3日目あたりから徐々に粘膜の赤みが引き始め、1週間が経過する頃にはあんなに気になっていた腫れも熱感も嘘のように消え去り、ようやく普段通りの食事ができる喜びを噛み締めることができたのです。今回の経験を通して痛感したのは、カタル性口内炎は目に見える派手な傷がないために軽視されがちですが、実際には口腔内の広い範囲がダメージを受けており、身体が休息を必要としているという重要なサインであるということで、単なる口の怪我と片付けるのではなく、自分の生活習慣全体を見直すきっかけにすべきだという教訓を得ました。特に火傷や小さな傷をきっかけに炎症が広がるというプロセスは、日頃の口腔内の細菌バランスや唾液の質がいかに重要かを物語っており、今後はもっと自分の口の中の変化に敏感になり、少しでも違和感があれば早めに対処して、あのような不自由な思いをしないように努めたいと心から思っています。
頬の腫れと熱感に悩んだカタル性口内炎の記録