長年、口を開けて笑うたびに見える銀歯がコンプレックスだった私にとって、オールセラミックへのやり替えは長年の夢でしたが、やはり最大のネックとなったのは1歯10万円を超えるという高額な費用でした。インターネットで検索しても、歯科医院によって8万円だったり15万円だったりと価格にバラつきがあり、何を基準に選べば良いのか分からず、複数のカウンセリングを回る日々が続きましたが、最終的には費用の透明性と医師の治療方針に納得できた医院で治療を受ける決意をしました。実際に提示された見積もりは、前歯3本のオールセラミック化で合計36万円というもので、当時の私にとっては貯金を切り崩す大きな決断でしたが、銀歯による金属アレルギーのリスクや、将来的に歯茎が黒ずむメタルタトゥーの不安を解消できると考えれば、これは単なる審美目的ではなく健康への投資だと自分に言い聞かせました。支払いの際には、一括払いの他にクレジットカードの分割払いや、歯科専用のデンタルローンという選択肢があることを知り、月々の負担を1万円程度に抑えることで無理なく支払いを進めることができたのは嬉しい誤算でした。治療が始まり、最新のスキャナーで歯の形を読み取り、数週間後に完成したオールセラミックを装着した瞬間、鏡の中に映る自分の笑顔が別人のように明るく見え、それまでの費用に対する悩みは一気に吹き飛びました。天然の歯と見分けがつかないほどの透明感と、舌で触れた時の滑らかな質感は、保険診療のプラスチックや銀歯では決して得られない満足感であり、もっと早く決断すれば良かったとさえ感じたほどです。もちろん、定期的なメンテナンスに通うための費用も別途発生しますが、それも含めて自分の大切な体の一部をメンテナンスし続けるための必要経費だと捉えています。高額な費用をかけて手に入れたこの美しい歯を1日でも長く保てるよう、毎日のブラッシングもそれまで以上に丁寧に行うようになり、結果として口腔ケア全体の意識が高まったことも、費用以上の価値があったと感じている大きなポイントです。
私がオールセラミックを選んだ理由と費用の壁